生活史生活は洞窟等を住居とし、一定範囲を巡回しながら食料を得る採取狩猟型で、ブーメランや毒物を利用した狩猟を行い、オーストラリア固有の植物の実を取ったり、乾燥した地面を掘って木の根等を食べる大型のイモムシの一種を焼いて食べるといった生活をしていた。コリングウッドは『芸術の原理』において、今日は本来のあり方を外れた擬似芸術に覆われているとし、それらは人生のための芸術である魔術芸術と芸術のための芸術である娯楽芸術という類型に分けることができるとした。
フーコーは、このボードレールの批評に近代芸術の発祥をみている。ヘーゲルは、『美学』において、プラトンと同様に美の理念の実現を芸術の役割とした。カントは、『判断力批判』において、趣味判断を論じた。
外部地域と隔絶されたのは、遺伝子の研究によりそれ程古くはないことが明らかになってきているほか、その祖先の系譜が解明されつつある。アボリジニの先祖は、遺物などの分析から5万年ないし12万年以上前にオーストラリア大陸に上陸したとされていたが、同時代以降にも段階的に人的流入もあった模様。その地理的条件から、人種的に他の大陸と隔絶され、それらが混血を繰り返しながらオーストラリア全土に広まる過程で、様々な固有文化が派生したとされる。
一括りにアボリジニといっても、多数の部族から成立っており、言語的な調査から26~28程の系統に分類されているが、相互の文化的差異は多い。魔術芸術とは芸術がもたらすさまざまな感情の刺激によって人々を実際の政治や商業などの実際的な狙いを持つ活動へと仕向ける種類の芸術と定義され、娯楽芸術とは実際的な狙いがない活動へと仕向ける単に感情を高揚させるだけの芸術である。